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永尾カルビ

Author:永尾カルビ
今までの海外での生活、滞在において見たこと、聞いたこと、考えたこと、その他出会った外国人についてとめどなく脈絡なくシャッフルで書き散らします。わけあって具体的な国名、場所、人名は明らかにしないことも多いです。真似されて同じとこ行かれると嫌だし。本当はダイレクトに英語で書きたいんですが僕の英語力ではアウトプットがまったく追いつかず内臓メモリーカードにたまりまくってしまうので(実は日本語でも追いつかないほどたくさん書きたいことがある)やむおえずここで仮排出しておきます。最近てにをはまでおかしくなってきた日本語文章力の低下防止リハビリも兼ねています。低下しても別に困ることはないんですがw
※一切のマスコミ関係者の閲覧お断り。しっしっ。
■このブログにおけるすべての文章および写真の無断転載を禁じます。
© 2008 nagaokarubi- all right reserved



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私とマクドナルド
あまりマクドナルドには行かない。
日本でも行かないし、わざわざ外国に来てるのにマクドナルドに行きたがる人の神経がさっぱりわからん。
特に日本では、人のいるところに行きたくないし電車に乗りたくないし喫茶店すらめったに行かないのでマクドナルドなどめったのめったに行かない。
たまーーーーにいっても暇をつぶすだけが目的なので100円のコーヒーを飲むぐらいで何も食べない。
スマイルなどいらんし、可能であればコーヒーすら頼みたくないのが本音だ。
さらに一昨年、インターネット上をにぎわせていたある写真を見てからもう完璧にマクドナルドで何かを食べるということができなくなったので、マクドナルドは僕にとって、よりいっそう縁のない場所になってしまった。
そんな私ですが、ある国にいた時にはそこのマクドナルドには毎日通っていた。
なぜかといえばその国のマクドナルドには店内に大きなモニターがあって、そこでミュージッククリップを流しているのである。
僕はミュージッククリップを眺めているのが大好きなので
(次のエントリー「私がアジアに住めない理由」で詳しく書くが、僕がいうところのミュージッククリップには邦楽は全く含まれていない)、
その国のマクドナルドには、滞在中ほとんど毎朝出かけていた。
朝、7時ごろ滞在しているアコモデーションを出る。
別にそんな早朝に出かけなくてはいけない理由は何もないのだが、リストラで失業した中年のおっさんが首になったことを家族にいえないまま毎朝出勤するふりをしている、それにも似た心境かもしれない。全然似てないが。
そうして駅やトラム乗り場で出勤する人々を観察する。
彼らの生活を想像する。
ひそかな趣味を満喫した後、マクドナルドに入る。
モニターのミュージッククリップと、出勤前に朝食をとる周囲のテーブルの人々と、窓の向こうを早足で仕事に向かう人々を交互に眺めながら、僕も何かを口に運んでいる。
日本を離れればマクドナルドでも平気で食べることができる。(それがわかった時は自分でちょっとうれしかった)
で、その国のマクドナルドのモニターではミュージッククリップの合間にマクドナルドの宣伝が頻繁に流れるのだが、そのテーマ曲がThe Last Goodnightの”PICTURES OF YOU”なのである。









↓この曲を知らない人はこの可愛らしい女の子のノリノリの口パクと共にお楽しみください。






毎日ヘビィローテーションで聴いている間にすっかりこの曲が好きになった。
あと脚のきれいなSophie Ellis-BextorのMe and My Imagination もマクドナルドでヘヴィローテーションだったから毎朝楽しかったなあ。

実はマクドナルドに通っていた理由がもうひとつあって、なぜかこの国はカフェの値段がかなり高いのである。
チェーン店のカフェでも日本よりも高く隣の国の倍ぐらいするので、一日になんどもカフェでカプチーノ飲んだりするわけにいかないのである。
だからカフェよりはいくらかは安いマクドナルドにいりびたっていたというわけである。








Sophie Ellis-Bextor - Me and My Imagination こんなきれいな脚は日本では絶対に見れません。










「カプチーノ」
日本人は普通そう発声するが、このあたりのカフェの女の子は、
「カプチノ」
というのでなんだか可愛らしい。
注文を確認するために、
「カプチノ?」
疑問形にされるといっそうキュートに聞こえる。







Pictures of YouPictures of You
(2008/02/25)
The Last Goodnight

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ところで去年のクリスマスのことである。
ここの隣の国ではなんとクリスマスにはお店が全部休みーーーーwwwww
ふだん24時間開いてるカフェもレストランもパブもスーパーマーケットもぜーーーんぶクローズ。
食べるものが何もない。
しかしマクドナルドだけはクリスマスにもしっかり開いていたのである。
この国のマクドナルドにはモニターがないので僕はまったく寄り付かなかったが、クリスマスだけはお世話になった。
当然大繁盛してましたね。
同じアコモデーションにアフリカ人とロシア人のミックスの変人イギリス人がいたのだが、いつも自分でパスタを作っていた彼はスーパーマーケットが休みということを知らなかったらしく、それはつまりロンドンではクリスマスにもスーパーマーケットは閉まらないことを意味する、
「パスタ持ってない?」
悲しそうな顔で私に聞いてきたが、持ってるわけないのであった。
新市街のマクドナルドへ行きたまえ。






Trip the Light FantasticTrip the Light Fantastic
(2007/06/26)
Sophie Ellis-Bextor

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ところで海外マクドナルド話の決定版を最後に紹介しよう。
25年以上も前のことだ。
取材で香港に行った。
滞在しているホテルの一階にマクドナルドがあった。
ある日、夕方取材から帰ってきてお腹すいたのでマクドナルドに行った。
注文を済ませるとカウンターの中の女の子が、もちろん中国人だが、
”stay here?”
と聞いてきた。
一を聞いて十を知る僕の脳内エキサイト翻訳は即座に、
「このホテルに泊まってるの?」
こういう訳文を打ち出した。
「ナンパされてんのかな?」
それまでの人生において女からナンパされることは、まあ、なきにしもあらずだったがそれにしてもいきなりすぎるだろ。
香港人はそんなに大胆なのか?
そう疑問を抱きつつも、そこは男の悲しさ、気づいたときには、
"oh,yeah"
それに続けて自分のルームナンバーを口走っていたのである。
"stay here?"
というフレーズがいわゆる、
「こちらでお召し上がりですか?」
であることに気づいたのは帰りの飛行機の中だ。

あのときのマクドナルドの女の子の
「このくそ忙しいのになにいってんだよこいつ」
という表情を今でも忘れることができない。










もし明日死ぬとするなら
そしてもしそれまでに映画を3本見ることができるとするなら僕は迷わず「ワンスアポンアタイムインアメリカ」、「タイタニック」、「愛と宿命の泉」、この3本を挙げる(「愛と宿命の泉」は正確には2本立てだが)。

まあ全部大長編なので一晩でこの3本を見ることはできないのだが。

これらの映画のすばらしさを語るのはまた別に機会にしたいが、それほど僕は入れ込んでいる。

ところで去年の暮れ、あるところでインターネットをやっていた。
ふと隣の席を見た。
びっくらこいた。
そこにジェニファーコネリーそっくりの女の子がいたからだ。
いやもうほんとにそっくり。
可愛すぎるのである。
別にジェニファーコネリーが出ていたから「ワンスアポンアタイムインアメリカ」が僕のベストシネマであるのではないのだが、それでもあの映画の中のジェニファーは表現しがたい美しさに満ちていたので、いきなり隣を向いたらジェニファーだったから、僕はたまげたという次第である。



↓これがワンスアポンアタイムインアメリカに出ていたときのジェニファー。もっと大きな写真であればもっとよくわかるが超キューーーーート。こんな感じの子が隣にいたのである。

48306.jpg



ジェニファーはベラルーシのミンスクから来たという。当然ロシア人だ。12歳だという。
「あなた英語しゃべれる?」
生意気なことを聞く。
いやそれは別にいいんだが、なぜそこまでジェニファーコネリーにそっくりなのか。
私は混乱しながら考えたのである。
しかし考えたってわかるわけねーだろそんなことwwww

僕は日本人は当然のこと相手が外国人でも、誰と会っても全く緊張しないようになった。
相手は緊張することが多いようだが僕は全然しない。
その理由のひとつはいろんなことがどうでもよくなったからだ。
うまく説明できないが興味がないというか、自分のこと、直接自分がかかわること以外に関心がないというか。
もし今、目の前にマドンナがいてもエリザベス女王がいても、たぶん普通にしていられると思う。
ビンラディンがいたとしても
「ハーイ、ウサマ、元気ぃ??」
なんていいながら肩もんでしまうかもしれん。
それぐらい対人関係で動揺することはない俺だ。

しかしそのときはさすがにちょっと驚いたのである。
ちょっとどころか私は上述のように内心ひどく狼狽したのである。
47歳のくせに12歳の小娘に対してどきどきしてしまったのである。
あっという間にどこか行ってしまったので写真を撮る暇がなかったことが今でも悔やまれる。








ところである国の旧市街の中のツーリストインフォメーションには、ビョークにそっくりな女の子がいるのだが、それは関係ない話だ。






↓まさにギャング映画の決定版。ゴッドファーザーよりも上だね。こういう映画をわかったふりする女はうざすぎる。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
(2007/12/07)
ロバート・デ・ニーロ

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↓タイタニックは普通に名作でしょ。嫌う人がいるのがわけわからん。ただしケイト・ウィンスレットよりは適役な人が他にいたと思う。個人的には。

タイタニックタイタニック
(2008/04/16)
レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット 他

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↓知らない人も多いかもしれないがこんなすばらしい映画はない。フランス映画史に残る名作。

愛と宿命の泉 PartI フロレット家のジャン デラックス版愛と宿命の泉 PartI フロレット家のジャン デラックス版
(2007/02/23)
イブ・モンタン

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↓あんなハンサムなダニエルオートゥイユが完璧な小汚いストーカーに見えるのだからすごいね。

愛と宿命の泉 PartII 泉のマノン愛と宿命の泉 PartII 泉のマノン
(2007/02/23)
イヴ・モンタン、エマニュエル・ベアール 他

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お猿さん効果
空港で搭乗時間までの暇つぶしに、日本人ツアー客を馬鹿にしながら接客している店員を見物することはあるが、免税店などめったに行かない。
ましてや買い物などするわけがない。
そんな僕だが2001年の始めにオーストラリアの空港の免税店で財布(wallet)を買ったことがある。
その財布は青いプラスティック製で革製の猿のイラストがアップリケ状に貼り付けてあった。
確か3000円ぐらいだったと思う。
当時1オーストラリアドルは65円ぐらいだったから今買えば5000円は超えることだろう。
それから少し寄り道して日本に戻った。
15ヶ月ぶりぐらいの日本だった。
日本は何にもかわっていなかった。
もちろん悪い意味で。
何とかは死ぬまで治らない、、、、とよくいうが死んでも治らないんじゃないかと思った。
あきれて4月ごろ北欧に行った。
次から次へと沸いて出てくる愚かでうざい連中の相手をさせられ、貴重な時間とエネルギーを浪費させられストレスまみれになって生産的なことが何もできなくなるより、自分が消える方が早いのである。
つーかその前に生産的なことなどどうでもよくなってしまう。
気持ち悪いカスどもとかかわりあいにならない生活を送ることだけが優先順位のトップになってしまうのである。
(このくそどもは俺が日本に住めないようにしておきながら己がやっている陰湿卑劣なことを認めたくないために、俺が西暦2000年問題を怖がって日本から逃げたかのように話をすり替えたのである )

北欧とバルト三国を結ぶ高速ボートに乗った。
ボートの最後部にはバーがあった。
カウンターの中にブロンドの22,23歳の女がいた。
髪の長いちょっと気取ったような女だった。
僕はウオッカを頼んだ。
気取ったブロンド娘がグラスをカウンターに置いた。
僕は代金を払おうとカバンからお猿の財布を出した。
するとブロンド娘は僕の財布を見た瞬間に



ぎゃははははははははははっ




と笑い出したのである。
気取ったブロンド娘が白痴タレントのように笑い転げたのである。




こ・れ・は・つ・か・え・る・ぞ




その瞬間、アジア人青年の胸にこういう野望が芽生えたとしても誰に彼を責めることができるであろう。
それがポールフランクというブランドのジュリアスと名づけられたキャラクターであることを知ったのは、ずいぶん後になってからである。
それから僕はちょくちょくインターネットでジュリアスグッズを買っている。











↓内側に着込んでいるジップフードが実はジュリアス。遠山の金さんスタイルで必要に迫られればもろ肌脱いでジュリアスを披露するのであるw

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ジュリアス手袋は去年の冬、僕のひいきだったカフェがあるホテルのトイレに忘れてきた(他のところで忘れたのかもしれないが)。








↓17歳179センチのいつもファッショナブルなリトルガールgちゃんもジュリアスが大好き

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↓ジュニアユーロヴィジョン某国代表のダンスユニットのメンバーもジュリアス大好き。左端のマリアは僕の友達だった。マリアと友達たちがyoutubeにアップした彼女たちの生活をなぞった”best friends”というビデオは実にいい。編集はプロの手によるものだが。もちろん僕のipodに入っている。

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僕が一番好きな14歳マリアの写真。
あまりにもかっこよすぎるじゃないか。





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免税店ネタではないがオランダの空港の売店、キットカット一個とコカコーラ500ccボトルで4ユーロ(600円)はいくらなんでも高すぎるだろ。
売店の女の子が可愛かったから何もいわなかったが、これがもし関西空港の出来事であれば俺は一人で暴動を起こさざるをえない。
同じくスキポール空港のアイリッシュパブかイングリッシュパブか忘れたが、ウイスキーダブル一杯で9ユーロ(1300円)って、あんたそりゃいくら治外法権状態の空港内とはいえぼったくりすぎだ。
オランダ人は反省するように。












小さなホテルの可愛いおばあさん





ある国の港に面した街で小さなホテルに泊まった。
その週は街の中心にある別のアコモデーションに泊まることになっていた。
すでに1週間分の宿泊費は先払いしていたのだが、ちょっとむかつくことがあったので
2泊しただけで飛び出てきた。
予定を切り上げて首都に帰ろうかと駅に行ったが列車は鈍行しかないという。急行で5時間ほどかかる首都まで鈍行で行くのはちょっとね。
しかも夜中の12時近くまで待たなければならない。
駅の前にあるホリディインに行った。
フロントで
「部屋ある?」
と聞いた。
「満室です」
背の高いフロントのおにいさんはつれなくいうんである。
ホリディインのくせに飛び込みお断りかよ。
夕方カフェでお茶飲んでやって損した。
悪態をつきながら映画館の下にあるネットカフェで泊まるところを探すことにした。
僕はインターネットでアコモデーションを探すことが多いのだが、なかなか当日に予約できるサイトはない。
しかも夜の9時を回っている。
でもどこか探さないと駅前のマクドナルドで夜明かししなければならない。




↓この街ではマクドナルドもケンタッキーもこんなクラシカルな建物の中にあるw

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大きな荷物は隣の国に置いてきたので、機内持ち込みできる大きさのキャリーバックとディパックだけなのだが、それでも移動はめんどくさい。
ノートブックが入っているのでキャリーバックはなるべく引きずらないようにしてるので疲れるし。
ようやくサイトで一軒のホテルを見つけた。
7,8キロ郊外にあるのでタクシーで行かなければならない。
タクシードライバーに住所を書いたメモを見せて向かった。
3階建ての一軒家のような小さなホテルだった。
呼び鈴を押すときれいなブロンドの70歳ぐらいのおばあさんが出てきた。
メイドさんのようなユニフォームで出迎えてくれた。
ベッドが二つあるこぎれいな部屋に通された。
おばあさんはとても愛想がよく可愛らしい人なのだが、英語が全然できないのでおばあさんの息子さんに携帯で通訳してもらって何とか意思の疎通をはかった。
(僕とおばあさんがかわるがわる携帯に向かって息子さんと話すという感じ)
「のどが渇いたから水もらえませんか?」
僕が手振り身振りで伝えるとおばあさんは廊下の冷蔵庫に入っていたミネラルウオーターをくれた。
水を飲みながらおばあさんが書いた宿泊カードを見ると力強く




「JAP」




と書いてあったので思わず吹いてしまったwwww
「あのねおばあさん、JAPっていうのは蔑称なんですが」
そう教えてあげようかと思ったが英語のできないおばあさんに説明するのは面倒だし蔑称という単語もわからなかったので、そのままひとりで笑い転げただけですませた。
翌朝、おばあさんは僕がトイレに入っている間に僕の部屋のドアにタオルを入れた袋をかけておいてくれた。
午前中は地下室のPCで今夜泊まるところを探すことに熱中した。
チャックアウトタイムがきたのでタクシーを呼んでもらった。
おばあさんは今朝は真っ赤なセーターを着ている。
とてもよく似合っている。
タクシーがきたので玄関を出て門から出ようとしたのだがロックがかかっていて開けられない。
「マダーーーーム」
僕が大声で呼ぶと、カチッとロックが開く音がしておばあさんはにこやかに笑いながら、3階の窓から身を乗り出して手を振っていた。
どうやら昨晩のゲストは僕一人だけだったようだ。
往復のタクシー代をあわせるとホリディインより2ランクぐらい上のホテルに泊まれたような気もしたが、まあ可愛らしいおばあさんを見ることができたのでよしとしよう。
タクシードライバーには街の中心のアコモデーションの住所を書いたメモを見せていた。
なんとなくもう一泊したくなっていた。
アコモデーションについて呼び鈴を押して出てきたショートカットの女の子に
「今日泊まれる? 一泊だけ」
そう告げると女の子は一瞬ぎょっとしながら
「オーケー」
といった。
ぎょっとした理由は夜、判明した。
ウオッカを飲みながらコモンルームで他のゲストと共にくつろいでいるとショートカットの女の子が来て、僕の前に何枚かの紙幣を置いた。
「同じ経営者」
簡潔にひとことだけいって。
咋夜、僕が怒って出てきた宿とここは同じオーナーだったのである。
もちろん僕はそんなこと知るわけもなかった。
彼女は先払いした分を特命オーナー代理として全部ではないけれど返してくれていたのだったww
昨夜怒り狂って駅周辺の備品に対して破壊活動をしていたファッキンクールなジャパニーズガイへのお詫びの意味らしかった。
オージーの兄ちゃんが入れてくれたコーヒーをチェイサーにしてしばらくウオッカを飲んで、それからパブに行った。
僕が半地下にあるパブに入るとさっきまで同じコモンルームに一緒にいた真面目なイギリス青年ふたりがそこにいたのでお互いに笑った。
スティングに雰囲気のとてもよく似たイングリッシュマンはポーツマスから来たといった。
「地元のフットボールチームに日本人選手がいたよ」
彼はそういったが僕には誰のことかわからなかった。
それから彼らと別れて昼間から目をつけていたロックカフェというパブにひとりで行った。
飲んでるうちにめちゃくちゃ眠くなってパブの長いすで横になって寝た。
まわりのローカルピープルは気にもとめていないようだった。
こういう雰囲気は僕にとって好ましい。
赤いセーターのおばあさんと写真を撮ればよかったと思った。
翌日、午前中の列車で首都に戻った。
夕方、昨日一緒だったスティングじゃない方のイギリス青年がまた同じアコモデーションにいたのでさすがに僕も驚きましたわ。
僕がゲイであればそこに運命的な出会いを感じたに違いない。



↓ギョッとしたレセプショニストとギョッとさせたファッキンクールなジャパニーズガイw いつまで寝てるの?もうお昼よ、と彼女は昼間スティングにあきれていたwww

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