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プロフィール
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Author:永尾カルビ
今までの海外での生活、滞在において見たこと、聞いたこと、考えたこと、その他出会った外国人についてとめどなく脈絡なくシャッフルで書き散らします。わけあって具体的な国名、場所、人名は明らかにしないことも多いです。真似されて同じとこ行かれると嫌だし。本当はダイレクトに英語で書きたいんですが僕の英語力ではアウトプットがまったく追いつかず内臓メモリーカードにたまりまくってしまうので(実は日本語でも追いつかないほどたくさん書きたいことがある)やむおえずここで仮排出しておきます。最近てにをはまでおかしくなってきた日本語文章力の低下防止リハビリも兼ねています。低下しても別に困ることはないんですがw ※一切のマスコミ関係者の閲覧お断り。しっしっ。 ■このブログにおけるすべての文章および写真の無断転載を禁じます。 © 2008 nagaokarubi- all right reserved
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小さなホテルの可愛いおばあさん
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ある国の港に面した街で小さなホテルに泊まった。 その週は街の中心にある別のアコモデーションに泊まることになっていた。 すでに1週間分の宿泊費は先払いしていたのだが、ちょっとむかつくことがあったので 2泊しただけで飛び出てきた。 予定を切り上げて首都に帰ろうかと駅に行ったが列車は鈍行しかないという。急行で5時間ほどかかる首都まで鈍行で行くのはちょっとね。 しかも夜中の12時近くまで待たなければならない。 駅の前にあるホリディインに行った。 フロントで 「部屋ある?」 と聞いた。 「満室です」 背の高いフロントのおにいさんはつれなくいうんである。 ホリディインのくせに飛び込みお断りかよ。 夕方カフェでお茶飲んでやって損した。 悪態をつきながら映画館の下にあるネットカフェで泊まるところを探すことにした。 僕はインターネットでアコモデーションを探すことが多いのだが、なかなか当日に予約できるサイトはない。 しかも夜の9時を回っている。 でもどこか探さないと駅前のマクドナルドで夜明かししなければならない。
↓この街ではマクドナルドもケンタッキーもこんなクラシカルな建物の中にあるw

大きな荷物は隣の国に置いてきたので、機内持ち込みできる大きさのキャリーバックとディパックだけなのだが、それでも移動はめんどくさい。 ノートブックが入っているのでキャリーバックはなるべく引きずらないようにしてるので疲れるし。 ようやくサイトで一軒のホテルを見つけた。 7,8キロ郊外にあるのでタクシーで行かなければならない。 タクシードライバーに住所を書いたメモを見せて向かった。 3階建ての一軒家のような小さなホテルだった。 呼び鈴を押すときれいなブロンドの70歳ぐらいのおばあさんが出てきた。 メイドさんのようなユニフォームで出迎えてくれた。 ベッドが二つあるこぎれいな部屋に通された。 おばあさんはとても愛想がよく可愛らしい人なのだが、英語が全然できないのでおばあさんの息子さんに携帯で通訳してもらって何とか意思の疎通をはかった。 (僕とおばあさんがかわるがわる携帯に向かって息子さんと話すという感じ) 「のどが渇いたから水もらえませんか?」 僕が手振り身振りで伝えるとおばあさんは廊下の冷蔵庫に入っていたミネラルウオーターをくれた。 水を飲みながらおばあさんが書いた宿泊カードを見ると力強く
「JAP」
と書いてあったので思わず吹いてしまったwwww 「あのねおばあさん、JAPっていうのは蔑称なんですが」 そう教えてあげようかと思ったが英語のできないおばあさんに説明するのは面倒だし蔑称という単語もわからなかったので、そのままひとりで笑い転げただけですませた。 翌朝、おばあさんは僕がトイレに入っている間に僕の部屋のドアにタオルを入れた袋をかけておいてくれた。 午前中は地下室のPCで今夜泊まるところを探すことに熱中した。 チャックアウトタイムがきたのでタクシーを呼んでもらった。 おばあさんは今朝は真っ赤なセーターを着ている。 とてもよく似合っている。 タクシーがきたので玄関を出て門から出ようとしたのだがロックがかかっていて開けられない。 「マダーーーーム」 僕が大声で呼ぶと、カチッとロックが開く音がしておばあさんはにこやかに笑いながら、3階の窓から身を乗り出して手を振っていた。 どうやら昨晩のゲストは僕一人だけだったようだ。 往復のタクシー代をあわせるとホリディインより2ランクぐらい上のホテルに泊まれたような気もしたが、まあ可愛らしいおばあさんを見ることができたのでよしとしよう。 タクシードライバーには街の中心のアコモデーションの住所を書いたメモを見せていた。 なんとなくもう一泊したくなっていた。 アコモデーションについて呼び鈴を押して出てきたショートカットの女の子に 「今日泊まれる? 一泊だけ」 そう告げると女の子は一瞬ぎょっとしながら 「オーケー」 といった。 ぎょっとした理由は夜、判明した。 ウオッカを飲みながらコモンルームで他のゲストと共にくつろいでいるとショートカットの女の子が来て、僕の前に何枚かの紙幣を置いた。 「同じ経営者」 簡潔にひとことだけいって。 咋夜、僕が怒って出てきた宿とここは同じオーナーだったのである。 もちろん僕はそんなこと知るわけもなかった。 彼女は先払いした分を特命オーナー代理として全部ではないけれど返してくれていたのだったww 昨夜怒り狂って駅周辺の備品に対して破壊活動をしていたファッキンクールなジャパニーズガイへのお詫びの意味らしかった。 オージーの兄ちゃんが入れてくれたコーヒーをチェイサーにしてしばらくウオッカを飲んで、それからパブに行った。 僕が半地下にあるパブに入るとさっきまで同じコモンルームに一緒にいた真面目なイギリス青年ふたりがそこにいたのでお互いに笑った。 スティングに雰囲気のとてもよく似たイングリッシュマンはポーツマスから来たといった。 「地元のフットボールチームに日本人選手がいたよ」 彼はそういったが僕には誰のことかわからなかった。 それから彼らと別れて昼間から目をつけていたロックカフェというパブにひとりで行った。 飲んでるうちにめちゃくちゃ眠くなってパブの長いすで横になって寝た。 まわりのローカルピープルは気にもとめていないようだった。 こういう雰囲気は僕にとって好ましい。 赤いセーターのおばあさんと写真を撮ればよかったと思った。 翌日、午前中の列車で首都に戻った。 夕方、昨日一緒だったスティングじゃない方のイギリス青年がまた同じアコモデーションにいたのでさすがに僕も驚きましたわ。 僕がゲイであればそこに運命的な出会いを感じたに違いない。
↓ギョッとしたレセプショニストとギョッとさせたファッキンクールなジャパニーズガイw いつまで寝てるの?もうお昼よ、と彼女は昼間スティングにあきれていたwww

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