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永尾カルビ

Author:永尾カルビ
今までの海外での生活、滞在において見たこと、聞いたこと、考えたこと、その他出会った外国人についてとめどなく脈絡なくシャッフルで書き散らします。わけあって具体的な国名、場所、人名は明らかにしないことも多いです。真似されて同じとこ行かれると嫌だし。本当はダイレクトに英語で書きたいんですが僕の英語力ではアウトプットがまったく追いつかず内臓メモリーカードにたまりまくってしまうので(実は日本語でも追いつかないほどたくさん書きたいことがある)やむおえずここで仮排出しておきます。最近てにをはまでおかしくなってきた日本語文章力の低下防止リハビリも兼ねています。低下しても別に困ることはないんですがw
※一切のマスコミ関係者の閲覧お断り。しっしっ。
■このブログにおけるすべての文章および写真の無断転載を禁じます。
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私とマクドナルド
あまりマクドナルドには行かない。
日本でも行かないし、わざわざ外国に来てるのにマクドナルドに行きたがる人の神経がさっぱりわからん。
特に日本では、人のいるところに行きたくないし電車に乗りたくないし喫茶店すらめったに行かないのでマクドナルドなどめったのめったに行かない。
たまーーーーにいっても暇をつぶすだけが目的なので100円のコーヒーを飲むぐらいで何も食べない。
スマイルなどいらんし、可能であればコーヒーすら頼みたくないのが本音だ。
さらに一昨年、インターネット上をにぎわせていたある写真を見てからもう完璧にマクドナルドで何かを食べるということができなくなったので、マクドナルドは僕にとって、よりいっそう縁のない場所になってしまった。
そんな私ですが、ある国にいた時にはそこのマクドナルドには毎日通っていた。
なぜかといえばその国のマクドナルドには店内に大きなモニターがあって、そこでミュージッククリップを流しているのである。
僕はミュージッククリップを眺めているのが大好きなので
(次のエントリー「私がアジアに住めない理由」で詳しく書くが、僕がいうところのミュージッククリップには邦楽は全く含まれていない)、
その国のマクドナルドには、滞在中ほとんど毎朝出かけていた。
朝、7時ごろ滞在しているアコモデーションを出る。
別にそんな早朝に出かけなくてはいけない理由は何もないのだが、リストラで失業した中年のおっさんが首になったことを家族にいえないまま毎朝出勤するふりをしている、それにも似た心境かもしれない。全然似てないが。
そうして駅やトラム乗り場で出勤する人々を観察する。
彼らの生活を想像する。
ひそかな趣味を満喫した後、マクドナルドに入る。
モニターのミュージッククリップと、出勤前に朝食をとる周囲のテーブルの人々と、窓の向こうを早足で仕事に向かう人々を交互に眺めながら、僕も何かを口に運んでいる。
日本を離れればマクドナルドでも平気で食べることができる。(それがわかった時は自分でちょっとうれしかった)
で、その国のマクドナルドのモニターではミュージッククリップの合間にマクドナルドの宣伝が頻繁に流れるのだが、そのテーマ曲がThe Last Goodnightの”PICTURES OF YOU”なのである。









↓この曲を知らない人はこの可愛らしい女の子のノリノリの口パクと共にお楽しみください。






毎日ヘビィローテーションで聴いている間にすっかりこの曲が好きになった。
あと脚のきれいなSophie Ellis-BextorのMe and My Imagination もマクドナルドでヘヴィローテーションだったから毎朝楽しかったなあ。

実はマクドナルドに通っていた理由がもうひとつあって、なぜかこの国はカフェの値段がかなり高いのである。
チェーン店のカフェでも日本よりも高く隣の国の倍ぐらいするので、一日になんどもカフェでカプチーノ飲んだりするわけにいかないのである。
だからカフェよりはいくらかは安いマクドナルドにいりびたっていたというわけである。








Sophie Ellis-Bextor - Me and My Imagination こんなきれいな脚は日本では絶対に見れません。










「カプチーノ」
日本人は普通そう発声するが、このあたりのカフェの女の子は、
「カプチノ」
というのでなんだか可愛らしい。
注文を確認するために、
「カプチノ?」
疑問形にされるといっそうキュートに聞こえる。







Pictures of YouPictures of You
(2008/02/25)
The Last Goodnight

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ところで去年のクリスマスのことである。
ここの隣の国ではなんとクリスマスにはお店が全部休みーーーーwwwww
ふだん24時間開いてるカフェもレストランもパブもスーパーマーケットもぜーーーんぶクローズ。
食べるものが何もない。
しかしマクドナルドだけはクリスマスにもしっかり開いていたのである。
この国のマクドナルドにはモニターがないので僕はまったく寄り付かなかったが、クリスマスだけはお世話になった。
当然大繁盛してましたね。
同じアコモデーションにアフリカ人とロシア人のミックスの変人イギリス人がいたのだが、いつも自分でパスタを作っていた彼はスーパーマーケットが休みということを知らなかったらしく、それはつまりロンドンではクリスマスにもスーパーマーケットは閉まらないことを意味する、
「パスタ持ってない?」
悲しそうな顔で私に聞いてきたが、持ってるわけないのであった。
新市街のマクドナルドへ行きたまえ。






Trip the Light FantasticTrip the Light Fantastic
(2007/06/26)
Sophie Ellis-Bextor

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ところで海外マクドナルド話の決定版を最後に紹介しよう。
25年以上も前のことだ。
取材で香港に行った。
滞在しているホテルの一階にマクドナルドがあった。
ある日、夕方取材から帰ってきてお腹すいたのでマクドナルドに行った。
注文を済ませるとカウンターの中の女の子が、もちろん中国人だが、
”stay here?”
と聞いてきた。
一を聞いて十を知る僕の脳内エキサイト翻訳は即座に、
「このホテルに泊まってるの?」
こういう訳文を打ち出した。
「ナンパされてんのかな?」
それまでの人生において女からナンパされることは、まあ、なきにしもあらずだったがそれにしてもいきなりすぎるだろ。
香港人はそんなに大胆なのか?
そう疑問を抱きつつも、そこは男の悲しさ、気づいたときには、
"oh,yeah"
それに続けて自分のルームナンバーを口走っていたのである。
"stay here?"
というフレーズがいわゆる、
「こちらでお召し上がりですか?」
であることに気づいたのは帰りの飛行機の中だ。

あのときのマクドナルドの女の子の
「このくそ忙しいのになにいってんだよこいつ」
という表情を今でも忘れることができない。










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